日本語教師のキャリアプラン 2020.06.18 日本語教師のキャリアプランという、一言では片付けられないトピックを出してしまいましたが…まず概要をご説明します。ものすごくざっくりとした流れは以下のものです。1.資格を取得し、働き口を探す2.非常勤として勤務3.専任として勤務4.???この4番目は日本語教師となった皆さんが考えることです。例えば、1つの学校に限界まで居続ける教壇から離れ、経営者や校長などを目指すフリーランスに転向する…などありますね。また2,3の非常勤や専任というステップの中にも、担任クラスを持つ進学指導を受け持つ試験対策のプロになる別の学校、海外の学校で非常勤や専任になるという教師の中にも華道のようなものがあります。以上が今まで王道のような、日本語教師のキャリアプランでした。しかし様々な視点で物事を見渡すと、日本語学校だけでないのがわかると思います。外国をルーツとする子どもたちへの日本語教育生活基盤を日本にしている外国人への日本語教育ビジネスマンのための日本語教育…挙げていくと多岐に渡ることがわかります。まだまだありますね。私が王道と呼ばなかったものとして失礼ながら挙げたものは、今までボランティアを中心に、または資格が不要なことから内部の方々だけで、「なんとかやっていた」というのが現状です。文化庁の「日本語教育」のホームページをぜひご覧ください。しかし、この現状に対して文化庁は「国家資格」を作り、その国家資格でもって待遇や教育環境を良くしようと模索しています。私が王道王道と叫んでいた留学生教育ではなく、ほかの日本語教育が王道にもなる道が開けています。皆さんはどんな日本語教師を目指しますか。